淡河で子育てをされているママさんにお集まりいただき、区役所や社会福祉協議会などで子育て支援に携わる職員の方とお話していただきました。その様子とともに、「淡河町で子育てをする魅力」「改善したら嬉しいところ」をお伝えします。
子どもが産まれたら児童館の先生が子ども広場へお誘いの案内に来てくれて、都会ではそんなことしてくれないのでありがたかったです。
そういえば、うちも移住した日に児童館の方がお便りを持ってきてくれました。
淡河児童館、好徳児童館のどちらも、職員はご近所の地域の方々なんです。行事などでお伺いしても職員がみんなで子どもたちを温かく見守っている様子がよく伝わってきます。
学童もすごくありがたいです!農家や自営業の方も多い地域だけど、親の仕事内容に関わらず6年生まで預かってくれて宿題もしてきています。 2〜3才の子どもを育ていて悩むことがあっても、児童館の先生が親を気にかけて声かけてくれたので安心できました。
産まれたばかりの頃から小学校卒業まで、長く見守ってくれる存在でもありますよね。
児童館の夏祭りなど、行事ごとは地域の方が見にこられるように開放していますね。
小学校でも幼稚園でも、地域の人が行事を見にきてくれます。少人数だから一人一人が主役のような状態だけど、「頑張れー!」とおじいちゃんおばあちゃんが声かけてくれて見守ってもらってる安心感があります。
ご近所さんから取れたての旬の野菜をもらうことも多いです。
身近な方が育てている美味しい野菜を食べることで、自然と食育にもつながりますね。
幼稚園行事として、ご近所さんが田んぼを貸して下さることもあります。子どもが泥んこになって遊ぶ機会があったり、ザリガニや生き物を地域の人が見せに来てくれたり自然に近い保育をしてもらっています。
淡河にあるパンダこうとく保育園は、元々幼稚園の施設を活用してるので広さも十分だし園庭も広くて、都会の小規模保育園とは違う雰囲気でした。絵本にでてくる野菜を実際に育ててみるなど食育もされているようで、子どもも楽しく学んできています。
パンダこうとく保育園は小規模保育で3年、淡河好徳幼稚園が3年保育です。親御さんの働き方に合わせて3歳児で保育園・幼稚園どちらを利用するか選ぶことができます。
少人数だからこそ、ママ同士が繋がりやすいです。イベントのときに、自分の友達を別の友達へ繋げるような優しい気持ちがみんなにある気がします。
先輩ママさんも、年下の学年同士のママが知り合えるように繋げてくれますよね。
移住する時も、馴染めるか不安だったけれど子どもがきっかけになって周りの方が気にかけてくれましたよ。学校も少人数なところが一人一人が主体的に動けるようになるのかな、と魅力に感じて移住しました。人数が増えたらもっとにぎやかになるし嬉しいですよね。
北区内にも買い物できる場所はいくつかあるけど、三田〜三木市にも近いので車に乗れたら選択肢はたくさんあります。
道の駅や商店が淡河町内にあるので旬の野菜は手に入りやすいです。種類の豊富さはスーパーかなぁ。カフェや和食屋さんも増えているし、イベントも増えて楽しみになっています。
淡河町内のイベントも色々ありますよね。親子で一緒に行けるものもあります。
小児科だと車で20分くらいかかるので病児はちょっと辛いかも。救急の際などは、どこへ行けばいいか先に確認しておくといいかもしれないね。
歯医者は町内にもあるけれど、ママ友が歯科衛生士なので相談しやすいです。
町内のお医者さんは内科があるけれど小児は対応してないので救急にかかる前に早めに受診しに行くようにしてます。
子どもがいなくても参加できて、新米奥さんにとってはいいコミュニティの一つだけど、婦人会がない地域もありますね。
若い世代が声をあげられるようなコミュニティがあったらいいですよね。
働いてないと保育園には入れられないし、働く場所が近くないので保育園をどこで決めたらいいか悩んでしまう。
未就学児のママはちょっと大変かも?遊ばせる場所も出かけてばっかりだとお金がかかりますね。
今後、子どもをみながら働けるような場ができたら、もっといいかも。
子どもを連れて何度も区役所まで行かないといけないのは正直大変です。保育園の申請は、同じ家庭状況のような人と違う対応をされることもあって、どうしたらいいのか分からないことがありました。
家庭の特徴に合わせてモデルケースが分かりやすく載せてあったらいいかもしれないですね。
少しでも保護者の方の負担が軽くなるよう、どんなことができるか検討してみます。
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取材・撮影・制作 ねこのて広告舎